くますけ通信99号

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         くますけ通信    第99号  大丸薬局
   くすり
 師走になりましたね。今月の初めに、小学校で、薬物乱用について 保護者に話をする機会がありました。その時に話した話ですが、実際にあった相談なので、同じようなことをされる方があるかもしれないと思い、書いてみました。
そのお客様は、店頭で痛み止めを購入後、「もう一つ、聞きたいのだけれど」と言って、150mgのリリカカプセルを出されました。「これを飲んだらフラフラになったけど、飲まない方がいいかな?」という質問でした。「病院で処方されましたか?」と聞くと、「会社の友達からもらった」と言われます。その薬は、25㎎、75㎎、150㎎と規格があり、初回は25㎎から始め、通常量75㎎、特別な時だけ150mgが許可される処方箋薬です。さらにこの方は、渡した友達から「2つ飲むとよく効く」と言われて、素人判断で 150㎎のカプセルを2つ飲んでみえました。つまり300㎎です。初回25㎎の薬を、300㎎飲んだらどうなるでしょうか?
初めにお客様がフラフラになったと言われたのは、当然です。用量オーバーだからです。薬には極量というのがあって、極限の量ということですが、死に至る量です。この方は大変危険なことをされました。処方箋薬は、その人だけに合わせて処方されるので、他人からもらうなど、絶対にしてはいけません。
正しい知識を持たないで、口に入れるものを決めることは、とても怖いことです。簡単にネットで購入した薬や、友達から勧められたからと買ってしまうマルチ商法の健康食品も、確認してから飲みましょうね。

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