くますけ通信96号

このエントリーをはてなブックマークに追加

くますけ通信    第96号  大丸薬局
   新しい命
 栗を頂きました。秋ですね。今年、我が家には 10年ぶりにツバメが巣を作りました。生まれたてのヒナは、頭が1センチもなく、首は1ミリ程で折れそうです。こんなのが無事育つのかと思いきや、ツバメの親は毎日せっせと餌を運ぶので、ヒナの成長はとても速く、ぐんぐん大きくなっていきました。
母ツバメに連れ立って餌をとりに行くようになると、いつ飛び去っていくのかと、朝晩、巣にいるヒナを確認していました。飛び立っていく前には律儀にも、私が家から出てくるのを待っていて、私の上を旋回してあいさつをしました。「子供たちが元気に育ってよかったね」と声をかけると、「ピー」と返事を返してくれました。老いた母がツバメを見守り、ツバメが母を見守ってくれたような夏でした。
9月に入り、娘が中学生の頃、いつも我が家に立ち寄っていた娘の仲間の一人が出産をしました。家に来ると、私を「ママ、ママ」と呼んでくれて、私が帰ると「ママー、おなかすいたー」とツバメのヒナのように口を開ける娘たちだったので、生まれた赤ちゃんは自分の孫ができたようで、私は病院に 赤ちゃんの顔を見に行きました。新しい命は、元気な男の子でした。
「神様からの授かりもの」命の尊さ、五体満足で生まれること、無事に育っていくこと、全て自然でいながら、奇跡の積み重ねに思えます。親はだんだん欲が出てくるもの、子は思いどおりに育たない。「生まれてくれて、ありがとう」の気持ちを、いつまでも忘れないようにと 伝えてきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です