くますけ81号

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         くますけ通信    第81号  大丸薬局
   喜びと悲しみ
 本年初のくますけ通信です。今年もよろしくお願いします。年賀状を 頂くとき、新年の便りの他に、訃報を知ることはありませんか? 私は昨年、父方の伯母を亡くし、家族葬でされたので、知ったのは後になってからでした。
 伯母の年齢は98才。 悲しみが湧かなかったのは、2年前、伯母自身から「会いに来てくれないか?」という電話をもらったからです。足も歩けているし、元気な様子でした。伯母は「自分の息子、娘にも話したことのない話だけど」と話し始め、私は 伯母がお墓にまで持っていきたくないなら、私に話してすっきりしてくれたらいいと思い聴いていました。充分に話ができたので、私は伯母の死を悲しまず、上手に人生を終えてくれたと思っています。
 正月、私は母とじっくり向き合うことで、母のどこが弱ってきたかを観察することができます。最初に気づいたのは耳です。私には聞こえるテレビの音。母は「何も聞こえないから音を大きくして」と言います。それで、時間つぶしに、絵を描くことにしました。花を描いてもらうと、けっこう集中していて、小学生並ではありますが、安心できる出来映えです。
 デイサービスのおかげで、去年より足が上がるようになり、お風呂のまたぎや椅子からの立ち上がりもしっかりしています。衰えていくばかりと思っていたのに、鍛えれば人間いくつでも回復していくのだと母を見て思いました。母の元気が私の喜びです。私も伯母や母を見習って、老いていきたいと思います。「今が幸せ!」の積み重ねが 結局は一番の幸せではないでしょうか?

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