くますけ通信 第78号

         くますけ通信    第78号  大丸薬局

  ホセ・ムヒカ

 虫の声が聞こえています。ちょっと涼しくなってきましたね。我が家の9月は、子供3人の誕生日があることです。といっても、もう大人なので ケーキが欲しいとも言わなくなり 母としては寂しいかぎりです。

昔から、「誕生日は自分を祝う日でなく、産んでくれた親に感謝する日」と言っているので、娘は私に「生んでくれてありがとう」と言ってくれて、それで、私も母に感謝をしようと思って、母娘3代一緒に食事にいきました。実はしばらく母に会っていなかったので、この夏をどう過ごしていたのか、心配していましたが、食欲もあり、足取りも以前よりしっかり歩けていて、安心しました。デイサービスに行くようになって、回りに迷惑をかけないようにという自覚がさらに強くなったようです。

最近知った本に、「ホセ・ムヒカの言葉」というものがあります。ホセ・ムヒカは“世界で最も貧しい大統領”と呼ばれ、大統領官邸に住むことを拒み、小さな農場で暮らし、大統領の給料の90%を寄付し、質素な生活をし、消費主義に反対する生き方をしてきた人です。そのムヒカの言葉に「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」という名言があります。

豊かさとは何だろう。私はムヒカの言葉を思う時、私を育てた両親も本当に欲のない人たちだったと思います。そしてその人たちを誇りに思うことができます。「足ることを知る」は心が幸せになることです。