くますけ通信第74号

       くますけ通信   第74号    大丸薬局

       母の日

    半袖でいいかな?と思えるほど あたたかくなりましたね。 5月と言えば、母の日には、花屋のカーネーションが、大イベントとしてにぎわっていました。

   私にはトラウマになっていることがあって、小学生の頃でしたが、母の日にカーネーションをプレゼントすると、母に「花なんかで 生きてはいけない」と言われました。 それ以降、母は 花は好きではないのだと思い、できるだけ使ってもらえそうなもの、洋服やエプロン、傘、手袋などを 贈るようにしてきました。 私は3人兄弟で、母と同じ3人の子供を育ててみて、当時の母が、花を楽しむ余裕もなく、子育てに追われていたのだと理解できるようになりました。

   今年の母の日の前日、「何か欲しいものはない?」と電話をすると、「何もいらないから、顔を見せに来てほしい」と言います。 母は寂しいのだと感じました。しばらく訪問していないことを反省し、お菓子を持っていきました。 デイサービスが楽しくなってきたようで、いくつかデイサービスで作ったものを見せてくれました。余暇を楽しむことなどなく、働き続けてきた母には、みんなで何かをする行事も新鮮なようです。

   同じデイサービスの中に、母より年配のしっかりした女性がいたらしく、「歳を聞いてびっくりしたのよ。94才だもの。ぜんぜん見えないほど若いの。私も、ああなりたいと思ったわ」と言います。 母が目標とするような方がいて良かったと思いました。デイサービスで話すからか、以前より会話がしっかりできるようになったと思います。その方を目標に、母にも94歳まで長生きしてもらいたいです。