くますけ通信107号

くますけ通信    第107号  大丸薬局
   方言
   「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、秋は気候の良い時期ですが、夏バテはちょっと涼しくなった時が要注意ですよ。
もうすぐ終わってしまう朝ドラの「半分、青い」。私は東濃育ちなので、テレビで岐阜弁と言っている言葉に、耳馴染みがあります。母も東濃生まれの、東濃育ちで、田舎から出たことがありません。先月、施設のスタッフと話している時のことです。母が「おしっこまりたいと言ったら、トイレに連れて行ってもらえるのか?」と聞くと、「まりたいって何ですか?」と相談員に聞かれました。私は母の言葉が全てわかるので、この時初めて、「え?まりたいって方言なの?」と思いました。そうか「おしっこしたい」が標準語で、伝わらない人がいるのだと気付きました。母が「私は言葉が悪いで、『そうねえ』とか、丁寧な言葉は言えんわ」と言うと、相談員に「何というのですか?」と聞かれ、母は「『あんのー』、『そやのー』の、のうのう弁よ」と答えます。
私がこの時の驚きを友達に話すと、「若いスタッフにも、お年寄りには方言を話す人も、昔言葉を話す人もいることを、共通認識として知ってもらうようにするべきよ。老人相手の仕事だから。」と言われました。
何気なく使っていて、伝わると思っている言葉。世代が変わると、若い人の知らない言葉が、まだまだあるのかもしれません。私はテレビドラマで方言が話されることが好きです。標準語で育ってきた人たちにも、いろんな表現があることを共感してもらいたいと思っています。

くますけ通信106号

くますけ通信    第106号  大丸薬局
   楽しみを創る
  お盆が過ぎたとたんに 涼しい秋風が吹くようになりました。朝晩の風に、風邪をひいていませんか?
私の毎日の15分の楽しみ、「半分、青い」でも、お盆に合わせてか、仙吉さんがひ孫を抱いて眠るように逝ってしまいました。 母もこんな人生の終わりがいいと思っていますが、母は2年後のオリンピックを見る気満々で、まだまだ元気です。皆様、ご心配ありがとうございます。
まだまだ暑かった7月に 名古屋へ行くことがありました。この数年、電車に乗ったことのない私は、「伏見に行く地下鉄は何線?」と娘に聞く状態で、不安な私のスマホに、娘が「乗り換え」アプリを入れてくれました。これがとても便利で、乗る駅、降りる駅を入れれば、わかりやすく料金もでます。帰りも安心で帰れました。 気付いたことは、自分の行動範囲が、知らないうちにとても狭くなったということです。 娘の行動範囲の広さに比べれば、私は一気に老化したということでしょうか? 老人は出不精になって、家から出たがらないと言われますが、意識して外出の目的を作らないと、本当に億劫になってしまうのがわかりました。
老後に旅行を楽しむ人は、心が若いのでしょう。 旅行まで行かなくても、日常と違う場所まで足を運ぶ訓練をしましょう。 心が老いてしまわないうちに!楽しい目的を持って。

くますけ通信106号

くますけ通信    第106号  大丸薬局
   楽しみを創る
  お盆が過ぎたとたんに 涼しい秋風が吹くようになりました。朝晩の風に、風邪をひいていませんか?
私の毎日の15分の楽しみ、「半分、青い」でも、お盆に合わせてか、仙吉さんがひ孫を抱いて眠るように逝ってしまいました。 母もこんな人生の終わりがいいと思っていますが、母は2年後のオリンピックを見る気満々で、まだまだ元気です。皆様、ご心配ありがとうございます。
まだまだ暑かった7月に 名古屋へ行くことがありました。この数年、電車に乗ったことのない私は、「伏見に行く地下鉄は何線?」と娘に聞く状態で、不安な私のスマホに、娘が「乗り換え」アプリを入れてくれました。これがとても便利で、乗る駅、降りる駅を入れれば、わかりやすく料金もでます。帰りも安心で帰れました。 気付いたことは、自分の行動範囲が、知らないうちにとても狭くなったということです。 娘の行動範囲の広さに比べれば、私は一気に老化したということでしょうか? 老人は出不精になって、家から出たがらないと言われますが、意識して外出の目的を作らないと、本当に億劫になってしまうのがわかりました。
老後に旅行を楽しむ人は、心が若いのでしょう。 旅行まで行かなくても、日常と違う場所まで足を運ぶ訓練をしましょう。 心が老いてしまわないうちに!楽しい目的を持って。

くますけ通信105号

 くますけ通信    第105号  大丸薬局
   大雨
  早朝のセミの鳴き声に 夏を感じました。先日降り続いた大雨は、各地に被害をもたらしたようですね。皆様の周りに被害はなかったでしょうか?
神戸にいる息子のアパートは大丈夫だったのですが、すぐ近くで土砂崩れがあったらしく、下水道に泥がたまり、排水ができなくなったとの電話がありました。「水は出るけれど、排水ができないので、トイレも台所も使えない」とのこと。「不自由なら避難して家に帰っておいで」と言いましたが、「とりあえず大学の仮設避難所で泊まる」と言います。すぐに復旧したようで、翌日にはアパートに戻ったようです。
私が楽しみにしていた長良川鉄道の踊り列車(郡上行)は、企画が中止になったと長良川鉄道より電話がきました。美濃市~郡上が運休で、バス代行になっていて、復旧の見込みが立たないとのことでした。道路も美濃市で片側通行らしく、同じところで線路も寸断されているようです。残念に思っていましたが、友達が車で行くというので郡上踊りに行ってきます。最近、暑さのせいで眠れないからか、ストレスがたまっているので発散してこようと思います。
娘は「ちょっと涼んできます」と言って、行先も言わず出かけてしまう子で、帰ってきてから「北海道に行ってきた!」と言うので、唖然としてしまう私です。この行動力を おばあちゃんは「若いから」と笑っています。熱中症に気をつけて涼しい場所に避難しましょう。

くますけ通信104号

         くますけ通信    第104号  大丸薬局
   スマホ教室
  初夏の暑い日差しがまぶしく、青葉の色がとてもきれいです。先日、お客様が「やっと田植えが終わりました」と言われました。こういう方のおかげで、毎日、日本のお米が食べれるのだと、尊敬と感謝をしています。
私、スマホデビューをして2ヶ月がたちました。絶対、私にはスマホは必要ないと思っていましたが、何故か、今変わらないと自分が何もできなくなるのではと不安を感じて、挑戦する気持ちになりました。スマホ教室に2回(1回1時間)行きました。なんとか自分のしたいことはできるようになりました。
スマホ教室には、私と同じ年齢か、もう少し高齢の女性が集まっていました。終わるとスタンプが押してもらえるカードがもらえ、1枚に10回分ついています。すごい人は2枚目だと言われました。忘れてしまうから、同じ回をもう1度来るのだそうです。1日に入門、初級、応用と3コースあるのですが、「朝から午前、午後ともスマホ教室にいて、帰ったら疲れて寝た」という人もいました。    
昔、高齢者の集まる場所は、病院の待合室だったり、喫茶店のモーニングだったりする時代がありましたが、今の時代、高齢者の集まる場所はスマホ教室かと驚きました。けれど、向上心のある方は女性ばかりで、男性高齢者は、スマホが使えないと携帯に戻してしまわれるようです。
人生100歳まで元気でいるためには、好奇心と向上心を失わず、楽しんでみましょう。 覚えたつもりのスマホ教室に、もう1度行くことのないよう頑張ってみます。

くますけ通信103号

         くますけ通信    第103号  大丸薬局
   感謝
  初夏を感じる温かさですね。ハナミズキの花がきれいです。ダイレクトメールを出していると、1年間に3回くらい、お客様のご家族から「亡くなりました」とご連絡を頂くことがあります。お電話のこともありますし、ご来店されて、状況をお話し頂くこともあります。私はお悔やみを言い、ご家族のお気持ちに沿うことしかできませんが、充分な看取りをされた方は、きっと穏やかなお顔だったと思います。
昔、お葬儀に出た時、お坊様がお説法で、「命の終わりに立ち会う時、人間は死を見て、自分が生きていることを再確認する。だから、生きている者は、一生懸命、生きなければいけない」と言われていました。
先日、奥様を亡くされたお客様が、あいさつに来てくださいました。店にいる母と雑談をしているとき、母が「ごはんが大好き」と言ったものだから、翌日、たくさんのお米を持ってきてくださいました。「家でとれたお米ですが、お母さんに食べさせてあげて」と言って頂きました。母は戦争を生きた人なので、白いご飯が何よりごちそうと思っています。
人は生まれた時に、一生分の食糧を決められていると聞いたことがあります。お米までいただける母は、まだまだ生かしてもらえそうです。ありがたいことです。母と二人で、今年もツバメが来るよう、毎日待っています。

くますけ通信102号

         くますけ通信    第102号  大丸薬局
   帰国
  春一番の嵐が過ぎて、暖かくなり始めた日に、娘がオーストラリアから一時帰国しました。親友の結婚式に出席するためです。「結婚式は仏式で、花嫁も和装なので、出席する女子は着物がいい」と言われ、式の前日にしか帰らない娘に代わって、美容院の予約、着物と小物をそろえて持っていくなど私の仕事は増えました。
それでも、友達の結婚式に出たら、「次は私の番」と言ってくれるのではと、期待していた私の気持ちに反し、帰国した娘の第一声は「彼氏と別れた」でした。がっかりです。未婚の子供を持つ親には「あるある」だと思うのですが、「落ち着いてくれたらほっとするのに」というのが本音ではないでしょうか?結婚式は、友人の出席者の多い、楽しい、あたたかい式だったようです。
たった4日で戻っていった娘は、大阪の空港から発つ前に、岐阜で国際免許の更新をするといい、美濃太田駅まで送ったのですが、「財布を無くした」と岐阜から連絡があり、駅からも出られず大騒ぎ。「美濃太田に戻るから、改札にお金持ってきて」と言ったものの、着くはずの電車からは降りても来ず、私は改札前でハラハラしながら1時間待つことに。「落とした?盗られた?」と探した後に、財布はスーツケースに紛れていたことがわかり、ほっとしたものの、大阪に行く時間は夜になってしまいました。
「大丈夫!」という娘に、「いつまで親に心配かけるの!」と胸を痛める私でした。

くますけ通信101号

         くますけ通信    第101号  大丸薬局
   春よ来い♪
  「2月は逃げる」「3月は去る」といって、早く過ぎることを言うようですが、今年の2月は長く感じます。寒さは老体にこたえるので、早く春になってほしいですね。
去年の今頃は、母の体調が悪く、デイサービスで「熱があります」と言われるたびに、インフルエンザでないかと病院に連れて行ったり、手が動かないと何度も検査を受けたりと、大変だったことを思うと、今年は体調も安定していて、安心して介護できるのでうれしいです。
「サワコの朝」の阿川佐和子さんが、中居くんの番組内で、頑固なお父様の介護について話していらしたとき、「手抜きの介護」という言葉が私の耳に止まりました。それは、「後ろめたさを持つ」というものでした。佐和子さんは「昼に面会に来てくれ」というお父様の希望に、「仕事で行けないの」と返事をして時間をずらし、ゴルフをしていたというのです。その「後ろめたさ」が「介護に優しくなれる」というのでした。やっと私の疑問に答えをもらえたと思いました。私は「手抜きの介護」→「介護放棄」→「母の衰弱」のような構図を勝手にもっていて、罪悪感から手抜きができないでいました。
それで 私はいつも一緒の母を部屋に置いて、外出することをしてみました。以前に赤ちゃんを連れてきた娘の友達が、家を建てたというので、私も連れて行ってもらいました。昼食後から夕食前まで、母は自分の部屋で休んでいましたが、何事もなく、ほっとしました。私にはとてもいい休日でした。

くますけ通信100号

         くますけ通信    第100号  大丸薬局
   おめでた
  年が明けて、早や一月が過ぎようとしています。今年はどんな年になりそうですか?私のおみくじは末吉でした。後半良くなるのでしょうか。
一月早々、おめでたい話が聞けました。不妊で当店の漢方を娘さんに飲んで頂いていたお客様が、「できました」とおめでたの報告をして下さいました。私自身、7年目に長女を授かったので、病院で「おめでたです」と言われた時は、感激して号泣したことを思い出しました。娘さんの喜びと、お母様の安堵感が伝わって、私もうれしい気持ちになりました。無事、出産して頂きたいです。
以前に、出産見舞いの話を書いた娘の友達が、4か月になる赤ちゃんを連れて、来てくれました。その赤ちゃんを見たさに、娘の友達たちが集まってきて、「かわいい!」かわいい!」「連れて行きたい」「赤ちゃん欲しい!」と大盛り上がりで賑やかなこと。一人ずつ抱っこをして、回されても泣き出さない強い子で、丁度来店のお客様も、何の騒ぎかとびっくりです。赤ちゃんパワーは、周りを幸せにしてくれます。
赤ちゃんは おむつを替えてもらっても、周りを笑顔にするのに、どうして老人介護はおむつを替えてもらっても、周りは笑顔にならないのでしょう?何か秘訣があったら、悲しい事件も減っていくだろうと思います。もっともっと出産率が増えて、赤ちゃんパワーが大きくなったら、日本の未来も明るくなるでしょうね。

くますけ通信99号

         くますけ通信    第99号  大丸薬局
   くすり
 師走になりましたね。今月の初めに、小学校で、薬物乱用について 保護者に話をする機会がありました。その時に話した話ですが、実際にあった相談なので、同じようなことをされる方があるかもしれないと思い、書いてみました。
そのお客様は、店頭で痛み止めを購入後、「もう一つ、聞きたいのだけれど」と言って、150mgのリリカカプセルを出されました。「これを飲んだらフラフラになったけど、飲まない方がいいかな?」という質問でした。「病院で処方されましたか?」と聞くと、「会社の友達からもらった」と言われます。その薬は、25㎎、75㎎、150㎎と規格があり、初回は25㎎から始め、通常量75㎎、特別な時だけ150mgが許可される処方箋薬です。さらにこの方は、渡した友達から「2つ飲むとよく効く」と言われて、素人判断で 150㎎のカプセルを2つ飲んでみえました。つまり300㎎です。初回25㎎の薬を、300㎎飲んだらどうなるでしょうか?
初めにお客様がフラフラになったと言われたのは、当然です。用量オーバーだからです。薬には極量というのがあって、極限の量ということですが、死に至る量です。この方は大変危険なことをされました。処方箋薬は、その人だけに合わせて処方されるので、他人からもらうなど、絶対にしてはいけません。
正しい知識を持たないで、口に入れるものを決めることは、とても怖いことです。簡単にネットで購入した薬や、友達から勧められたからと買ってしまうマルチ商法の健康食品も、確認してから飲みましょうね。